自宅でできる精子の検査

赤ちゃんの「ダウン症」以外の「遺伝子」が関わるリスク

「精子・卵子の質が赤ちゃんの健康に大きく関わっている」

 

ということは、様々なトピックで繰り返し解説してきました。

 

出産にまつわる、赤ちゃんの「命」に関わるトラブルに関しては

 

早産
流産
死産

 

の順で、結果が重いものになりますが
これらに関しても、精子と卵子の質は大きく関わっています。

 

昔は「妊娠中の過ごし方」が原因であるという考えが主流であり
以上のようなトラブルが起きた場合は、女性が責められてしまうことが多かったのは事実です。

 

しかし、現在では妊娠中のトラブルに関しては
「精子・卵子」>「受精」>「妊娠中」の順でリスクが高くなり
多くの要素で「生殖細胞」が原因を孕んでいる、ということがはっきり分かっています。

 

そして、赤ちゃんの健康と生殖細胞(染色体)のリスクを考える際に
必ず付きものとなる話題が「ダウン症」に関してです。

 

「ダウン症」は、高齢出産のカップルを中心に
妊活中のカップルの中には、不安に思っている人が多い要素ですが
このダウン症以外にも、胎児の健康に関わるリスクはたくさんあります。

 

ダウン症だけでない「可能性」

 

ダウン症とは、「染色体の数が異常」であることが原因で発生する
遺伝子情報のトラブルであり、妊活以前にも広く知られている症状でもあります。

 

しかし遺伝子のリスクは「数」だけでなく、「染色体1本1本の質」も大きく関わっています。

 

染色体には、生物の「設計図」が書かれており
その組み合わせによって、身体的な特徴や体質
性格の基礎といった、「全て」の「初期設定」を決める要素がつまっています。

 

その中には、

  • 髪・瞳・肌の色
  • 骨格・声色(喉仏の形状)

 

といった「身体の基礎」を作る要素。

 

また、

  • 足が速い
  • 背が伸びやすい
  • 太りやすい
  • 虫歯になりやすい

 

といった、成長に影響する「傾向」も含まれます。

 

そして、

  • 知的障害
  • 聴覚・視覚障害
  • アレルギー
  • 四肢の欠損

 

といった、「マイナス面」も染色体(生殖細胞)に含まれています。

 

以上の要素に関して、総じて言えることは「どうにもならないこと」であり
改めて「妊娠前に決まる」ということが言える要素になります。

 

「妊活」の過程が最重要

 

この事実から言えることは、やはり「妊活中」の過程が重要であり
更に、妊活「以前」の要素も大きく影響するということです。

 

次の「タイミング」で出会うかもしれない、精子と卵子は
およそ1年前に作られた・作り始められたものです。

 

卵子と精子の製造サイクルは、非常に複雑なものですが
「昨日作られたものではない」ことを忘れてはいけません。

 

「赤ちゃんの人生」は、妊活を始める前から「すでに」始まっていて
妊娠する前にある程度「結果」が決まっている、ということが事実です。

 

妊娠中の「行い」も大切であることに変わりない
「妊娠前に決まる」ことがほとんどですが、もちろん妊娠中の過ごし方も重要です。

 

  • 食習慣の内容
  • ストレスの有無
  • 飲酒・喫煙等のリスク

 

それぞれが、精子と卵子が持っている要素の
方向を決める際に、影響力を持つことは事実です。

 

「子作り」は、長いスパンで考えるべきものなのです。

 

誰もに存在するリスク

 

以上で解説してきた、様々なリスクは
基本的は「ごく稀」であり、「非常に低確率」で発生するもです。

 

しかし発生するリスクは、常に現実に存在するものであり
無視できない・他人事ではないものです。

 

「考えたくもない」というカップルも多いと思いますが、
リスクを最小限(完全に防ぐことは出来ない)にするためには
「知っておく」ことが非常に重要な役割を果たします。

 

そうは言っても、「できることをやっていく」しかないことであり
「妊娠前に」しっかりと、パートナーと話し合うべきことになります。

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