自宅でできる精子の検査

日常生活の中での男性不妊の改善と病院に通うことによる治療

男性不妊の治療は、その原因によって大きく変わってきます。

 

女性不妊の場合は、子宮の疾患や排卵機能に以上があることが多く
外科手術や投薬治療で回復するケースが多いことに対し

 

男性不妊は、精子の質(量・運動機能)に問題がある場合
そして、遺伝子自体に問題があるケースに別れ
改善しやすい原因と、困難な治療が必要になる極端なケースが見られます。

 

まずは、日常生活の中で自分で改善できる事を紹介します。

 

精子の質を向上させる

 

染色体や遺伝子に問題は無く、その運動能力や、量の不足によって
引き起こされている男性不妊は自力で解決できる部分もあります。

 

精子の量を増やす

 

精子の量は睾丸の大きさなどの先天的な面もありますが
食材・食事に含まれる栄養素で増やすことができます。

 

具体的には、

  • アルギニン
  • 亜鉛
  • アーモンド類の抗酸化物質が含まれる食品

 

男性に関しては「栄養素のとりすぎ」ということはほとんどないため、「がっつり」と食べることも必要です。

 

俗に「スタミナを付ける」という場合に食べる食品が有効です。

 

精液の量と精子の量はある程度は比例するため
精液の量が増えてくれば精子の増加も見込めます。

 

精子の質を向上させる

 

運動機能に問題があり、受精できない・卵子まで辿り着くことができない
「元気が無い精子」が不妊の原因である場合もあります。

 

元々が虚弱体質であるケースも多く、体質の改善は必須になります。

 

上記した「量を増やす」ための改善策と基本的には同じですが
より、食事自体の「質」も気にするようにしましょう。

 

ファーストフードや、インスタント食品には
多くの添加物が含まれており、精子を劣化させる原因にもなります。

 

「いいものをとる」ことと同時に「悪いものをとらない」

 

ということも大切な要素になります。

 

そして何よりも、「規則正しい日常生活」がベースになければなりません。

 

これられによって自然と運動能力も高くなり
また、運動能力が高い「精子の割合」も増えるため
卵子に辿り着ける絶対数が増えることになります。

 

精子は常に製造され続けていますが、
やはり寝ている間に作られる量は増加するため、質の良い睡眠も必須になります。

 

 

治療が必要な男性不妊

 

精液に含まれる精子自体の「遺伝子(染色体)」レベルに問題がある場合は
基本的には、通院による「ホルモン治療」や「投薬治療」を試すことになります。

 

事前に遺伝子に疾患があることが分かった場合
妊娠してしまった場合のダウン症児のリスクも上がるため
自然妊娠による妊娠はあきらめなければならないことがほとんどです。

 

しかし、検査で発覚して良かったと前向きに考えましょう。
精子に異常が見つかった場合でも、全ての精子が以上である場合は少なく
正常な遺伝子をピックアプして、人工授精・体外受精を行う手段もあります。

 

これらの方法は、特殊な例ではなく
タイミング法よりもはるかに安全面も向上するため
しっかりと受け入れて治療を続けましょう。

 

男性不妊の症状で、病院での治療が必要なケースの中でも
特に困難である「無精子症」から紹介していきたいと思います。

 

無精子症

 

無精子症とは、射精した精液の中に精子が確認できない症状です。

 

男性の1%に出現する極めて珍しい男性不妊の症状であり
以下の2つのパターンが考えられます。

 

精子は作られている「閉塞性無精子症」

 

精子は製造されていますが、精管などの精子の通り道が
何らかの理由で閉塞していて、精子が通ることができず
射精する際に精子を伴わない症状です。

 

精子を作ることができていない「非閉塞性無精子症」

 

精子自体がまったく確認できない状態であり
微量に存在する場合もありますが、全く作られていないことも考えられ
妊娠することが極めて難しいケースです。

 

脳下垂体や、分泌されるホルモンの要因が考えられ
原因を突き止めることも困難な症状です。

 

無精子症の治療

 

前者の「閉塞性無精子症」の場合は、精子自体は存在するため
精子減少症と同じく正常な精子を採取し、「人工授精」が可能です。

 

後者の「非閉塞性無精子症」が疑われ場合は
「精巣生検」と呼ばれる精巣内の検査を受け
「本当に全く無いのか」確かめることから本格的な治療が始まります。

 

また無精子症には、先天的なものと後天的なものがあります。

 

多すぎることによるトラブルも

 

無精子症とは真逆の症状である、多すぎるがゆえに精子同士がくっついてしまい
妊娠が困難になる「精子過剰症」という症状もあり、
いずれにしても、、環境ホルモンの影響なども考えられます。

 

以上で紹介した症状の根本原因は
老化による、体の機能の低下・精巣の劣化であることも多く
また「長く生きていればこそ」要因が、生まれやすくなる・リスクが高まるため
「若い」元気なうちにであれば妊娠することが出来た可能性もあります。

 

晩婚化が進んでいる中難しい面もありますが、できるだけ早く準備するということが大切です。

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