胎児の肉体的な障害のリスク
ここでは、生まれつきの「肉体的な障害(疾患)」の例を紹介します。
肉体的な疾患は、本人が感じる感覚的なものと
物理的な、外見によるものに大きく分かれます。
五感の神経の障害と外面的な障害
肉体的な疾患は、その度合いによっても
日常生活に支障が出る範囲が変わってきます。
視覚や聴覚、四肢の欠損や不完全成長(奇形)等が主になり
ほとんど健常者と同じ生活ができる場合もあれば
常にサポートが必要になる場合もあります。
五感の障害
視覚障害や聴覚障害も程度にばらつきがあり
- まったく見えない・聞こえないケース
- 極端に眼が悪い・耳が悪い程度
どの程度の障害かで、日常生活に一番差が出る疾患になります。
将来的に「手術」や「移植」で改善されるケースもあり
「障害」であるかはその程度にもよります。
また、細胞医学などで有効な改善策が見つかる可能性もあり
以前に比べれば克服できる環境が整っている場合もあります。
四肢・内臓の障害
この場合も程度によって「障害」であるかは
判断が難しいところではありますが
- 片手片足の欠損、奇形(極端に骨が曲がって成長する)
- 指の数が少ない(稀に多い)
- 心肺機能・内蔵機能の不全
無数のケースがあり、程度も幅広いため
エコー検査でも十分に確認できない場合があります。
また、医学の進歩により改善・克服できるケースも増えており
かかりつけの医師との協力も不可欠です。
肉体的な先天性障害(疾患)の原因
ダウン症や、内面的な障害と違うところは
着床後の胎児の成長過程で
問題が起こったことによる結果であることも多いことです。
妊娠中の「環境ホルモン」の吸収による「水俣病」などの例から
現代でも、口にするものや環境にも注意することが大切です。